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TITLE : 東洋的目線

タオは笑っている
タオは笑っている
R・M・スマリヤン, 桜内 篤子

「タオは笑っている。」をXJAPANを聞きながら読破した。
ちなみに確か原書は”The Tao is silent”
「タオは黙っている。」ではないところが劇的に渋い。

中身は衝撃的に面白い。

一つは最後の対談 『楽天対談:レイモンド・スマリヤン vs 松岡正剛』

レイモンド・スマリヤンは数理学者、論理学者。
プロフェッショナルな手品師にしてピアニストでもある多芸な奇才。

花鳥風月の科学にもかなりリンクするものがあるが、
ここで語られていることは「無為自然」であり、老荘思想なのである。

人間に「徳」さえあれば、法律による強制や教育も必要なく、
自然の本性によって強化されていく、ということ。

わかりやすく言うと
『「俺はスゴいんだ!みんな、俺について来い!」という
  傲慢を捨て、欲を持たず、真摯に努めよということ』である。

ここで「動的情報」が頭に浮かんだ。

「動的情報」とは、情報をいかにして、
発信しやしく、また受信しやすくするかという話である。

これは鈴木大拙の「東洋の心」に通じる。
鈴木による情報の伝達の解釈は、結局、人の心にあるのだという。


というわけで、
本書と並行して、金子郁容の「ボランティア」を読み返した。
「ボランティア」は学生のうちに読んだ本の中でも五指に入る名著だ。

金子郁容の振る舞いを松岡正剛は「寂寞」であると語っている。
「寂寞」とは、ひっそりとさびしい様のことである。

しかし、この寂寞は「一人が他人を支える様」のための
振る舞いであると語っている。

この淡白さ加減が、
金子が多くの人を支える要因になっているのではないか、
みたいなことである。

 
金子さんは韓国出身の父と何代も続いた江戸ッ子の母を両親にもつ。
金子さん自身はアメリカでアイルランド人と結婚して、離婚した。
 そうした経歴をもった金子さんには、
「一人ずつが町や国や社会や民族だ」という意識があるとおもわれる。
千夜千冊より引用


金子は個人として、一人の他者を支えることができなかった。
これが、ボランティアの起源ではないかと思う。

色々と考える節があるのでつづく・・・。


posted by Kohei Ishikawa  [ 思想 ]  comments(0) trackbacks(0)

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